2012.04.07
郡上八幡といえば
たいていの人が「徹夜おどりでしょ」と
いうくらい全国的に有名な土地柄
そこに縁あって
訪れる機会が多くなり
そのたびにこの街に惚れてしまう・・・
特にスキーやスノボをするわけでもないのに
また鮎釣りをするわけでもないのに
かわさきが完璧に体に染みついているわけでもないのに
都会のようなキラキラしたネオンがあるわけでもないのに
むしろスナックにいこうと思うなら
平均して還暦超えの淑女を覚悟しなければならないのに
なんでだろう
いつも郡上から離れる際の
ETCレーンを通過するときに浮かぶこの感情
そんな思いをまた
週末を迎える夜にもった
宗祇水へとつづく石畳を歩きながら
吉田川の水しぶきに耳をすませ
見上げる澄んだ満月の夜空に
吐く息は白く
もしかしたら近藤正臣は
こういった郡上に惚れ込んだのだろうか
地域ならではのその根付いた空気に
今度会う機会があれば問いかけてみたい
「ロコンド.JP」のCMの意図とともに。