Staff Blog

2014.06.20

生傷

毎週、フットサルで新しい生傷を作っています。
始めて2年になりますが、そろそろ対戦チームのレベルも高くなり、
体ごと投げ出さないと止められない場面もしばしば。
サッカー経験者は分かると思いますが、
疲労した時ってのは、本当に「足が出ない」んです。

しかし、スポーツ未経験の母は
「なんでその一歩が出んのや!!」
「もう後ないんやで走れよ!この根性無し!!」
と日本代表を痛烈に批判。
今朝のブラジルW杯グループリーグ第2戦
対ギリシャの試合を観てのことでした。

私からすれば「知らんでしょ!その一歩が拷問よりキツいんやって!!」ですが、
多分母の感想こそマジョリティ、このまま日本代表が予選落ちすれば
メディアはじめ痛烈な批判は免れないと思います。

しかしそれこそ正しい、あるべき姿だと思います。

サッカーだけでなく、趣味、仕事、
少しでも内状を知ると、人は甘く評価しがちです。
他人だけでなく、自分にも。仲間にも。
何事もフィニッシュまでには様々な難関があり、
それは人間関係、時間、コスト…様々なラフプレイで生傷を作り、
100%羽を広げて大空でパフォーマンスできる場面なんてありません。

でも当然世間は、そんなの知りません。
ダメならダメ、0点なら0点、途中の事情や傷の状態なんて当然評価の中に入れません。

だからその事情にさらされた時、
成果物に対する残酷で痛烈な評価をの視点見失わないことが大事です。
「こんな事が起こった」「しょうがないね…」
ではなく、
「こんな事が起こった」「ではこの方法でフォローを」
という反射神経こそ、ものづくりに必要になります。
ひょっとしたらセンスや技術より大切かもしれません。

この反射神経を鍛えれば、トラブルでフォローする度に
商品がブラッシュされ、品質が上がっていくこともしばしば。

経緯は、次回の対策と向上のためにとても貴重な情報です。
ただ、現在の評価や成果物とは切り離して別の記憶箱にしっかり整理してしまっておくのが、
プロとして消費者に対する最低限の礼儀ですね。

「(勝てないのは)実力でしょう。それは感じています。
 スピーディーにやれているチームとスピーディーにやれていない
 チームがあるという印象。日本は後者? そうですね」

チームの客観的事実を冷静に下す本田を見て、次のコロンビア戦に期待します。
彼は体の生傷を、決して人には見せない。

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