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2013.07.31

MAMMAIUTO(マンマユート)

1年ぶりに機上の人となった。

座席数74、全長32.8mのボンバルディアは、
ちょっと大きめのバスといった感じだ。

指定は前から2番目の席だったが、
乗務員のお姉さんに誘われて
空席となっていた最前席のシートベルトを締めた。

この機体は、たしかボンバルディアだよなぁ。
数年前に起きた、高知空港での胴体着陸事故が脳裏をかすめる。
ままよ、まな板の鯉ならず、機上のホモ・サピエンスである。

ジョット機よりプロペラ機に親しみがある。
中学1年から高校3年までの6年間、
年に1回は、YS-11に乗った思い出があるからだ。

先の大戦に負けた日本が、初めて航空機製造を許され、
開発した旅客機が双発ターボエンジンのYS-11。
13歳の夏に、たった一人で乗り込んだプロペラ機、
両翼にある巨大なエンジンから発せられる爆音に度肝を抜かれた。

ボンバルディアは北東へ向かっていた。
眼下に広がる雲海を眺めていると、
森山周一郎の声が突然聞こえてくる。

「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ」
そう、ポルコ・ロッソだ。

「そう、ただの豚だよなぁ」
この意味のない説得力が好きだ。

でも、フェラーリン少佐は
「飛んだところで豚は豚だぜ」
とも言ったじゃないか。

MAMMAIUTOの軽快なメロディを思い出そうとしているうちに、
ボンバルディアは着陸態勢をとりはじめた。

ランディングギアが正常であることを祈りつつ、
両足をしっかり踏ん張っている姿を
キャビンアテンダントにしっかり見られていた。

byBOSS

※YS-11は2006年、国内定期路線より引退

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